前回「脱3日坊主」についてアウトプットした際に、最後に『楽しめていないから続かない』とまとめさせていただきました。今回は仕事での楽しむ工夫についてアウトプットしていきます。
脱3日坊主の補足
少しだけ前回の補足をさせてください。
続けられない人を心が弱いからだと捉える人がいます。僕もその1人だったし、今でも弱いと感じることもあります。
これはTCS内の勉強会で教えてもらったことなのですが、『心に強いも弱いもない。人はみんな弱い生き物。だから仲間と力を合わせることができる』という考えをシェアしてくれたコーチ仲間がいました。(言葉は合ってないかもですがニュアンス的にはこんな感じです)
3日坊主の人は3日間やり切った経験がない、もしくは少ないため、またダメだったと自分を責めてしまう傾向の人もいます。本当は違います。心が弱いからでもないし、成功体験が少ないだけです。
今回の楽しむ工夫も、楽しめないのは工夫できない自分を責めないように考えてもらえると嬉しいです。
仕事を楽しむとは?
仕事を楽しいと感じている人は、何に楽しさを感じていますか?
その楽しさをより感じるために、やめたほうがいいこと・加えたほうがいいことなどがあるとしたら何ですか?
すでに楽しいんだから何もしなくていいのではという人もいます。もちろん今のままでもOKです。ただ、感じていることを言語化でき、削ること・加えることを考えた結果今のままという選択をすることで、より楽しめるようになるかもしれません。
楽しさを感じていなかったり、これから探そうとしている人は、仕事において譲れないことをいくつか考えてみてください。その中で絶対譲れないものを3つ選び、それを楽しむに置き換えるとどんな状態かを考えてみましょう。
例えば、効率が譲れないことだとしたら、効率を楽しむとはどんな状態か?職場の雰囲気なら、楽しいと感じる職場の雰囲気はどんな状態か?のような形で置き換えます。
効率を楽しむ場合、作業が昨日より早く終わることが楽しいとなるなら、早く終わるために必要なもの不要なものは何か?と問いが変わってきます。
職場の雰囲気の場合は、隣の席の人との関係性が良いことが楽しいと感じられる職場の雰囲気になるなら、今までのコミュニケーションに削るもの・加えるものは何があるか?という感じまで考えます。
そして、自分にとっての仕事を楽しむとは?に定義・答えを作ります。先にお伝えしますが、定義・答えは変わってもOKです。仕事を続けているうちに、譲れないものが変わったり、楽しいと感じる状態が変わってくることも十分に考えられます。そんなときは、定義・答えも柔軟に変えていきましょう。
野球が好きだからといってサッカーをやっているのに野球のルールを適用させるのは無理があるのと同じような感覚で考えてもらえると良いかなと思います。
この定義・答えは人によって変わります。隣の席の人や上司・部下の楽しいと感じるポイントを知ることも大切になってくるので、チーム課題としてみんなでやってみるのもおもしろいかもしれません。
楽しめる人が最強だ
どんなことでも、どんな状況でも楽しめる人が最強だという人もたくさんいます。
以前、僕から見たら超成功者と言える方から教わった言葉をシェアしてまとめとさせてもらいます。
器用な人にはかなわない。
しかし、器用な人も好きでやっている人にはかなわない。
だけど、好きでやっている人も、楽しんでやっている人にはかなわない。
いきなり明日から楽しむ工夫ができるわけではありません。まずは楽しいと思える状態から考えてみてください。