こんにちは。
TCS認定コーチの真下知太郎です。
世の中にはムカつく人が沢山います。交通違反しまくったのになんだかんだで辞めない人や、自分は大丈夫だからと飲酒運転して事件事故を起こす人、悪い人を捕まえる人が悪いことする、火を消す人が火をつける。
もっと身近には、嫌味が大好きな上司や、本人には絶対に言えないのにいないことろで悪口言う人、自分が理解できない言動は否定をすることしかできない人。キリがないのでこれくらいにしますが、まぁムカつく人は沢山いるんです。
ムカつく人出現
では、そんなムカつく人が目の前に現れたらどうするか?
しかも、これからも関係が続く場合、どう対処をしたらいいのか?
ネットで検索すれば、いろいろな対処法が出てきます。メンタル的なこともあれば具体的な行動例のようで曖昧なものからズバリ「離れよう」というものまで。僕も今まで、いろんな対処法を試してみましたが、一番効果があったのは『自分を変えること』でした。これもよくある対処法ですね。
自分を変えるって簡単ですか?
僕は非常に難しく考えていました。ムカつくと思っても、「いや、この人にもいいところがあるはずだ」「もしかしたら今日は、体調が悪いのかも」「何か他に心配事や嫌なことがあったのかな」と無理やり考えるようにして、ムカつくという感情を持ちながらも相手のことを思うように取り組んでいました。こんな経験がある方もいると思います。これ、メッチャ疲れるし苦しいし、またムカつくことされたら同じことを繰り返すし。。。という良くないループも経験しました。
そもそもなんでムカつくのか
その時によって理由や原因は異なりますが、理解できない・理解されないが根底にあるからだと考えています。
自分を理解してもらう・他人を理解するって全部はできるわけないのは誰もがわかっているのに、少しくらいならと期待をしちゃいます。ここの部分を先輩コーチのTCS認定プロフェッショナルコーチ・PAA認定パートナーシップコーチの西田みゆきさんがわかりやい記事を上げてました。
一部抜粋させていただくと、
相手を一生かけても完全に知ることはできない
(中略)
よくよく考えてみたら、自分のことだって一生かけても知れないと思うんですよ。
ましてや24時間一緒にいる訳でも、脳の中を覗ける訳でもない相手を完全に知るなんて不可能じゃないですか。
相手を知ることも自分を知ることも、正解もなければ答えもないようなもの。なぜなら、人は変化するし、成長する生き物だから。
自分を変える前に考えてほしいこと
人間関係において、他人を変えることにエネルギーを使うのはムダ以外ありません。これもみんなわかっているから、自分を変えることにエネルギーを使うようにします。ただ、相手を変えるために自分を変えようとしている人がいるのも事実です。僕もこのタイプでした。結果を出して理解してもらう、認めてもらおうと考えることが多かったです。これは良いモチベーションのようで脆かったり呪縛となる場合もあります。
変える前に考えてほしいこと、それは、相手(自分)に対してどんなジャッジ(決めつけや思い込み)をしているのかということ。
理解されない・理解できないという出来事から、ムカつくという感情が生まれる間に、どんなジャッジがありそうですか?
上司はこうあるべきだ、警察はこうでなければならない、議員は不正をしてはならない。こんな決めつけや思い込みから、末端社員より上司の方が優遇される、警察内の処罰は形だけのもの、議員は不正をしても逃げ切れる、なんて今までの体験からムカつくという感情に繋がってるという感じで、考えてみてほしいのです。
ジャッジをすることがいけない事なのではなく、どんな相手に対しても、
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あたらしい一面はフラットに関心を持つことからはじまる。
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という、西田コーチの言葉をお借りして、自分を変える前に相手に対して接してみてほしいと思います。
西田みゆきコーチの記事から感じた、ムカつく人への対策で【自分を変える】前に考えてほしいことを書きました。記事の全文はこちらからご覧ください。