【仲間と友達】言葉の定義について考える勉強会

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TCS認定コーチによる勉強会には様々なテーマがあります。その中でも私が大好きな勉強会の1つが、言葉の定義について考える勉強会です。ひとりひとり辞書とは違う定義を持っていて、それを聞くだけでも勉強になります。もちろん一番の学びは自分の定義を深めることです。

本日のテーマは【仲間と友達】

 

最初に結論を書いちゃうと、仲間(友達)の定義が人によっては友達(仲間)の定義になっている。とてもおもしろい意見が出ました。当たり前の話ですが正解はありません。ないというか、自分が考えつくしたものだけが答えであり、それを正解と呼べるようにするだけです。

友達から仲間になるのか、仲間から友達になるのか。そんなことも考える時間になりました。それでそもそもの友達を考えたのですが、達って複数のっていう意味があります。しかし、仲間は数でいうと「1」です。複数人の場合は仲間たち(達)と表現をします。そのため私は途中から【仲間と友】と考えていました。

キングダムの信とえい政

TCS内ではキングダムが好きな人が多くいます。入ってから好きになった人も、好きだったから入った人もいます(あくまできっかけとしてです)。キングダムを知らない方向けに簡単に説明すると、中華統一を目指す秦国の物語です。主人公は戦争孤児で奴隷となった少年信が、友の死をきっかけに天下の大将軍を目指し1歩兵から上り詰めるお話です。えい政というのは、秦国の大王様で信とは国家転覆を目論んだ実の弟との戦いを共に勝ち抜いた関係です。

この2人の関係は王様と兵隊という主従関係ですが、キングダムを読んだ多くの人が仲間とは?だったり友とは?や友情、信念、敬意などを感じ取っているのではないでしょうか。私はそんな2人の関係を、仲間から友になった関係と感じています。

鬼滅の刃の炭次郎と善逸・伊之助

ある意味社会現象になった鬼滅の刃。その主人公炭次郎と鬼殺隊で行動を共にする善逸と伊之助。この3人の関係はTHE仲間という印象を受けます。友達という感じではないですね。鬼のボスを倒してからは友達になったのかもしれませんが、そこは描かれていないので想像するだけです。

この2つの漫画から言葉の定義について考えると、

仲間とは、大きな目的や志の下に集まった人(たち)のこと

友達とは、目的などなくても一緒にいれる人(たち)のこと

友とは、お互いが友であると認識し、敬意と信頼のバランスが心地よい関係のこと

友の定義がまだまだです。時間を作って深く考えてみます。

人は出会い方によって仲間から始まるのか友達から始まるのかだと考えます。そして、どんな定義を持っているかで仲間なのか友達なのかが変わります。

なんでも話せる相手は、友達ですか?仲間ですか?友ですか?人によって相手との関係性をどう捉えているのか、そしてどんな定義を持っているのかわかりません。想像することはできますが、はっきり口にされるまでその想像は自分の勝手な思い込みや決めつけです。この思い込みや決めつけがミスコミュニケーションにつながる要因です。

めんどくさがらずに聞ける言える関係性

友達、仲間、親子、上下関係、主従関係、そういったものがあったとしても、その人が使っている言葉の定義や意味を聞けるし言える関係性であることを目指したいし、すべての人がそうなったら無駄な争いや揉め事がなくなると言えるのではないでしょうか。

相手が使っている言葉の定義を認める必要はないです。ただ、知っていることが大切なんだと思います。自分とは違うこと、他の人とも違うこと。相手に伝わる伝え方ができる必要があるし、自分の伝えたいことが伝わるようになることも必要です。

これがコミュニケーションを学ぶ理由であり、まだまだ自分には足りないと感じていることが伸びしろなんだなと思います。人の数だけ存在するコミュニケーションの楽しさをこれからも追及していきます。

 

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