「HANABI」大切なことは音楽が教えてくれる②

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人生や人間関係で大切なことは過去から現在に至るまで、多くの音楽が表現してくれています。

歌詞とともに大切なことを深めてみようというチャレンジです。今回はMr.Childrenの『HANABI』です。

コーチ仲間の間ではミスチルの歌詞は『まさにコーチ』という人も多くいます。このHANABIにはセルフコーチングの要素が詰まっているとも聞き、今回選んでみました。歌詞の本来の意図や解釈ではないので、あらかじめご了承ください。

 

手に入れたものと引き換えにして

切り捨てたいくつもの輝き

決断とは、やらないことを決めること。それは、他の可能性を捨てることでもある。と言われています。それら1つ1つをいちいち捨てて良かったのかな、捨てなきゃよかったな、なんて考える必要も意味もないはずなんですよね。

それが冒頭の

どれぐらいの値打ちがあるだろう?

僕が今生きているこの世界に

すべてが無意味だって思える

まさに、今の自分の置かれた状況に、未来を見いだせてないことがわかります。

それでも自分に『値打ち(価値・意味)』があるのかを問います。

さらに、

一体どんな理想を描いたらいい?

どんな希望を抱き進んだらいい?

と、続き、答えはあるのかもしれないけど、すぐには答えられない、もしくは、答えが変わる可能性がある問いになります。

この3つの問いは、自分がした決断が正しかったと思えるにはなにが必要なのか?と考えられます。

 

誰も皆 悲しみを抱えている

誰も皆 問題を抱えている

だけど素敵な明日を願っている

苦しいのは自分だけではない。見えないけれど誰もが抱えていて、素敵な明日を願って今を頑張って生きている。

どんなに未来に希望が持てないことが起きたとしても、自分ひとりだけという孤独な状態になると、なにも考えられなくなります。そんな時ほど、自分だけじゃない、誰もが何かしら抱えながら生きているという視点を持つことが大事になります。

 

コーチングの役割の1つに『パフォーマンスを安定させる』というものがあります。

これは、モチベーションが下がってもパフォーマンスを維持するというよりは、モチベーションの下がりに比例してパフォーマンスが落ちないようにすると考えています。なぜならモチベーションは上がったら下がるものだからです。

パフォーマンスを安定させるというのは、最悪な事態が起きても対応できるようにすることでもあります。少しだけ深くすると、その最悪の事態が起きないように、マネージメントしていくことがコーチングの役割になるとも言えます。

HANABIの歌詞は、大切な人を失ってからなんとか立ち上がろうとするところが描かれていると感じました。立ち上がるのを少しでも早くするために、「君を強く焼き付ける」ことをして、もう一度、この世界を愛していこうと決断したいと考えている。のかなと。

そう解釈すると、HANABIは予想以上の問題に対する心のあり方を描いているように見えてきました。

 

最後はゆっくりとご視聴ください。

 
Mr.Children Official Channel からお借りしました。ありがとうございました。

 

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