Men’sTCS勉強会「観るを考える」よくみてる人の必須テーマ!

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TCS認定コーチには男性だけのコミュニティがあります。その名も『Men’s TCS』

コミュニケーションを学ぶ男性はカッコいいをコンセプトに、毎月1回様々なテーマで勉強会を開催しています。

11月は『観る』をかなり深く考える時間となりました。

勉強会前に

テーマとなっているミルを翻訳してみました。

観る・・・watch(時計) , view(意見、眺望、展望)

見る・・・look(顔) , see(見える、見かける) , watch

視る・・・See

診る・・・To see , examine(取り調べる、検査する)

 

キクもListen , Hear , askと違いがあるように、ミルにもしっかりと違いがでました。

これをもって勉強会に参加させていただきました。

 

「この人よくミテルなぁ」と感じるその理由は?

僕が感じた理由は、

  • 俯瞰の視点を持っている
  • 少し先のイメージが持てている
  • 自分がみえていない部分をみえてる

 

他のコーチからの意見は、

視点が多い・細やかなとこに気づける・自分のみているモノコトをみれている・広さ深さ時間軸などの視点がある、などがあがりました。どれも僕にはない視点で捉えていて、とても参考になります。

 

観ることは聴くことでもあるという意見もありました。まさに、観るの一部に聴くがあるという視点もなるほどと思いました。

 

「みえている時とみえていない時の状態の違い」

切羽詰まったとき、焦っているときはみえていないよね。という意見からスポーツの体験談に。

3,4人1組に分かれてシェアをした際、現役のフットゴルフ選手・バスケ経験者・そして真下(サッカー経験者)となり、ゾーンについての話になりました。全部は書けないほどおもしろい話が出たのですが、今回は1つ、フットゴルフ選手のお話を。

 

先日優勝した時の試合は、どこに蹴ればいいのかがわかり、パットも蹴る前から入ると確信できたものが多かったそうです。ホールインワンを出したり、優勝を決めったホールもイーグルだったりと、スコアも納得の優勝とのこと。いつもより『みえていた』とお話くださいました。

その違いは何かと質問させていただくと、毎日コツコツ積み重ねてきた練習が自信になったと。この大会に向けての準備をいつも以上に取り組めたと話されていました。つまり、準備がしっかりできたからではないかとのことです。

 

準備と自信、それが自分の能力の最大値を引き出し、高パフォーマンスに繋がったと言えるなと感じました。これはスポーツに限らず他のことにも当てはまると考えられます。

 

他のグループでは、人をみえているときとみえていないときの違いについてもシェアされていて、こちらもとてもおもしろかったです。自分に余裕があるからよくみることができる。では、余裕を持つためにやめることは何か?何かをみるためにみないモノコトを決めるのも余裕につながるのかもしれないという意見がありました。

みるためにみない。自分に活すにはもう少し掘り下げないと難しいと感じました。

 

みるに優劣はあるのか

『聞く』と『聴く』では聴くのほうがより相手の話をきいていると表現されることが多くなります。そういった意味では優劣をつけているとも言えます。これがみるになると『見る』が『聞く』と同じような扱いになってるのではとの意見が出ました。

改めて翻訳をみてみると、

観る・・・watch(時計) , view(意見、眺望、展望)

見る・・・look(顔) , see(見える、見かける) , watch

視る・・・See

診る・・・To see , examine(取り調べる、検査する)

*( )はその単語の「みる」とは違う日本語

 

よりみているのは「見る」より「観る」という感覚を持つことも不思議ではないです。ただ「きく」よりも「みる」ほうがそれぞれの意味の違いが大きく、比較するものでもないなという印象もあります。見て学ぶのは見学ですし、よくみて調べるのは観察です。使われている言葉の意味としても『みる』は非常に深いものなのに、曖昧にしている言葉だったなと改めて感じました。

まとめ

みえているというのは、普段より多くの情報を得ることができ、その処理もできている。

それが、他の人が気づかない部分に気づけたり、小さな違和感に気づけることにつながる。

また、視点の数が多いこと、俯瞰の視点や想像力も、よくみえてる人の要素になっている。

 

自分がみえていないモノコトをみえている人は、ゆとりや余裕、自信があるように感じる。

ゆとり・余裕・自信は、日々の積み重ねや準備によって生まれる。

そのために、やらない・みないものを決めることも1つのきっかけになる、かも。

 

『観るを考える』勉強会で、余裕や自信を持つことに繋がるとは思いもしませんでした。

観るの中には聴くも含まれるし『感じる』も含まれるのかなと浮かびました。みえたモノコトに対して何も感じない場合みてないと一緒だなと。目に見えないモノをどこくらい感じることができるのか、それが視点の数にも想像力にも思考力にも関わってくると考えると、もっともっと『観る』『感じる』を深めてみたくなりました。

 

男性同士だからこそ話せることがある。男くさいところもあれば、紳士としてのスタイリッシュさもある。

コミュニケーションを学んでいるからできることがあって、それが人によって違い、魅力となる。

Men’sTCSが「魅力ある男性のコミュニティ」と多くの人から楽しんでもらえる場になるように、学びを深めていきます。

 

 

 

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