チャンスの神様の前髪を掴む準備はできてますか?

ひとり言
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不安を力に変えるNo1コーチになる、TCS認定コーチの真下知太郎です。

チャンスの神様の話はご存じですか?前髪だけしかないチャンスの神様は、捕まえるとしたら前髪をガシッと掴むしかないそうです。

しかも超高速で走っていて、ちょっとでも気を抜いていると気づいた時には後ろ姿。ほとんどの人が通り抜けたこともわからない。気づけるのも捕まえるのも正面にいる時だけという、超レアな神様です。

チャンスの例え話として登場する神様はカイロスと言います。ギリシャ語で「機会(チャンス)」を意味する καιρός を神格化したギリシア神話の男性神です。他にも「時(トキ)」を表す言葉でもあるそうです、詳しくはウィキペディアまで。

 

チャンスの神様を掴むためには正面にいる必要があります。これを準備ができている状態とし、ぼーっとしている人にはチャンスは訪れない(訪れても気づかない)としています。

はじめてこの話を聞いた時は、「チャンスだと思ったら掴めばいいんだね」としか受け取ってませんでした。その後いろいろなチャンスを逃している(気づいていない)かもしれないと思い、「何がチャンスかは掴んでみないとわからない」と、的外れな解釈をし「迷ったらYesを選ぶ」という苦しい選択をする期間を長~く過ごします。

 

チャンスを掴むためには正面に立つ。この意味をすっとばしいつでも掴めると思い込むことで準備ができたとしてました。アホですね笑

正面に立つこと=準備ができていること。

この解釈になったのは、実は最近のことです。いろいろな点が繋がって腑に落ちた感じです。

 

きっかけは「チャンスがあれば変われるのに」と言われたときです。前後の会話も含め違和感を感じたのですが、その場で思考がまとまらず対話にはしませんでした。

チャンス(chance)がくればチェンジ(change)する。辞書で引いてもチャンスの後にチェンジがきます。

何かの変化や成長には必ずきっかけがありそれがチャンス(機会)だったと、話す成功者や経営者は少なくありません。そして、「チャンスが欲しい・チャンスを待っていた」とは言っていない。後から考えるとあれがきっかけ・ヒント・チャンスだった。という言い方はしているように感じました。

 

「チャンスがあれば」という人にはチャンスは訪れない。それは準備ができていないから、チャンスに気づけない。逆に準備ができている人は「チャンスがあれば」とは言わずチャンスを掴んで変化・進化・成長をしている。

じゃー準備ってなんなんだ?と思うわけです。

 

こんなことを考えたときにいろんな点が繋がりました。

『チャンスの後にはチェンジがくる』より、もしかしたら『チェンジの前にはチャンスがある』という表現のほうがしっくりくるかもしれない。

準備とはチェンジをどこまで具体的にしているか。変わりたい・成長したいという思いだけではもちろん準備ができているとは言えないですね。その変化や成長をもってどうなりたいのか?何を成し遂げたいのか?誰のどんなことに貢献したいのか?世の中にどんな価値を提供しているのか?

 

1つの解釈として、チャンスを掴む準備とは『目標を持つこと』と言えるのではないでしょうか。今のままでも達成可能な目標にチャンスはいらない。ぶっちゃけ本気を出せばできそうな目標にも大きなチャンスはこなそう。

なら、今のままでは達成できそうもない目標でしかも達成後をイメージするとワクワクが止まらない。こんな目標だったら大きなチャンスが訪れそう。何より今のままでは達成できないのだから大きな変化やいくつもの成長が不可欠。何を学びどんなスキル・能力を手に入れる必要があるのか?変化や成長のために決断することはなにか?
*決断とは、その他の可能性を捨てること。

そして腑に落ちたわけです。

目標を持つということはチャンスを掴む準備でもあり、目標そのものがチャンスでもある。

何が言いたいかというと、チェンジを具体的にするとチャンスが訪れているってこと。

 

変化や成長がない目標って目標と言えますか?例えば月給25万円の仕事をしているとして他に仕事(副業)はせず目標月給は25万円です。と言っている人がいたら「?」ですよね。残業代込みの給与だったら定時退社が目標となればアリです。他にも週休2日を週休3日にして月給は変わらないならアリです。目標は今と比べて変化や成長がないと成り立たない。という当たり前のことを書きました。

 

もし、チャンスの神様の前髪を掴む準備ができていない、そもそも準備ってなんだろう、と思い最後までお読みいただけた方なら、目標を持つことが1つの答えになりそうだと感じてもらえたのではないでしょうか。

 

最後に、

2010年7月にTCS一般講座を受講した時、「コーチング(講座)を受けることで期待していることはなんですか?」と聞かれ「目標を持つこと」と答えました。当時それ以上言葉が出ず、何の目標を持とうとしているのかが曖昧でした。目標を持てば今の自分を変えられる成長できるということはわかっていたのでしょう。ただ、それでは曖昧 of 曖昧。チェンジが具体的になっていませんでした。何を学ぶことで自分の課題や問題をクリアすることができるのか、これがわからなかったんです。

目標を持つのはいつだっていいと思います。今日(11/2)今年の目標を持ってもいいし来年の目標を持ってもいい。目標設定をするのに大切なことの1つに【期日があること】があります。いつまでに達成するのかを決めることです。と合わせて【いつから始めるか】を持つこともポイントになります。今立てた目標の終わりは決めたけど始まりを決めていないと、いつまでたっても始められず期日が近づき諦める。

もし夏休みの宿題的な目標達成行動を続けている方は、常夏のバカンス的な目標達成行動に変えてみませんか?ぜひ一度あなたのチェンジについてお話を聞かせてください!ご連絡はメールからでもSNSからでもお気軽にお願いします。
*常夏のバカンス的というのは、楽して稼ぐとか、自動で儲けるとかではありません。

 

 

 

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