不安を力に変えるNo1コーチになる、TCS認定コーチの真下知太郎です。
セルフコーチングは、自分で自分に問いかけて、その答えを持って意識や行動を変えていくことです。
より良い自分の状態を作るために行います。以前3つに分けてセルフコーチングについて書きました。今回は少し違った視点からセルフコーチングについてシェアしていきます。
セルフコーチングは自己形成
セルフコーチングを日々の習慣として取り入れると『自分』というものがはっきりしてくる感覚があります。
下に重りがある自立型のサンドバックみたいなイメージです。
MAiDiGiTVより動画をお借りしました。
殴ったり蹴ったりしても戻ってきて、衝撃を無くせば真っすぐに戻ります。
セルフコーチングは、最初は出来事があったほうがやりやすいと感じています。
仕事でもプライベートでもいいのですがミス(遅刻)をしたとします。(出来事)
「遅刻して迷惑かけてしまって情けない・・・」(つぶやき)
「なんで人として最悪なことである遅刻をしたんだろうか?」(自分を責める問い)
「もう2度と遅刻をしないために、どんな準備をしておけばいいだろうか?」(学習・成長の問い)
「遅刻しないためには、誰に協力してもらうことで解消されるだろうか?」(学習・成長の問い)
つぶやきを問いに変えることに慣れるには、出来事があったときにやるのが簡単です。
今回の例えはミスからのつぶやきでしたが、ポジティブなつぶやきからもセルフコーチングはできます。
「遅刻しなかった」→「遅刻しなくて済んだのは、なにができていたからだろうか?」
どちらの出来事からも学習・成長の問いは作れます。このことからセルフコーチングは自己形成とも言えます。
続けることで、自分のことがわかってきます。それが軸となり、サンドバックのように衝撃(良い悪い含めた出来事)を受けても、真っすぐに戻ってこれるようになると考えられます。
僕はまだまだ揺れてる時間や傾いてる時間が長い時もありますが、今までよりも戻ってこれている感覚があります。
悪い出来事が重なると揺れも大きくなりなかなか戻れないこともありました。120°くらい傾いたんじゃないかと思うこともあります。そこまで傾くと自分や相手を責めることから学習・成長の問いに変換するのは大変なので、そうならないための工夫や対策が大切になります。
他者の視点でセルフコーチング
他の人だったらどうするだろうか?
この視点で問いを考えるのも1つの方法だと考えています。
同じ会社の人や同業種の人、またはその業界のトップの人
ユニクロの柳井さんや楽天の三木谷さん、他にもホリエモンや渡邉美樹さんなどなら
どうするかを考えるのもおもしろいですよね。
ただ、その人のことをあまりにも知らない場合は全く意味がありません。
著書からその人の考え方や見方捉え方を知ることもできます。ブログやSNSがあればそこからもできます。
芸能人ならインタビュー動画があったり、雑誌で特集を組まれることもあります。
最近テストとして朝散歩のときに、早朝会議と題して4つくらいの役割を作って、脳内会議をしています。
ちょっとした発見ですが、自分で自分を責めるのは苦しくなりますが、信頼している人や尊敬している人、他者からの指摘と捉えると、少し気持ちが楽な気がします。
今の発言だとババター先生ならきっと「このばかちんが」ってツッコんできそうだなとか、「それは残念な思考だ」とか。
まだテスト中なので、続けたほうがいいのか辞めたほうがいいのかは2ヶ月くらいやってから考えようと思います。
コーチングを学ぶ目的に『自分が自分のコーチになる』があります。僕は単純だし盲目的になる傾向があるので、自分だけの知識や経験で自分のコーチになろうとすると、きっと上手くいかないと思ってます。
そのためにも他者の視点も含めて、多くの視点を持てるようになることは、良いコーチの基準の1つとも考えています。
一番近くで支えてくれたり応援してくれたり、ときに厳しくときに優しくしてくる、自分という存在にも敬意をもって、セルフコーチングを楽しみながら、学びを深めて多くの人の笑顔につながるようにしていきます。