「決めつけを減らす」今日から活かせるゆるっとコーチング㉔

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こんにちは。

TCS認定コーチの真下です。

 

自分の思言動において決めつけや思い込みが強すぎると、損をする可能性が増えてしまいます。

今日は決めつけが強すぎる人と接することで起きた変化についてお伝えします。

 

「田舎者のやる仕事はやっぱりダメだね」

群馬の知人が東京の人(Aさん)に言われたセリフです。

 

 

Aさんは知人を否定するのではなく

田舎者という言葉を使って何を伝えたかったのか。

少なくともAさんには、田舎者=仕事ができない・東京=仕事ができる

こんな公式があるのかもしれません。

 

知人と話を進めていくと、群馬で仕事をしているレベルと東京では違いがありすぎる

という決めつけがAさんにあるような印象を受けました。

 

一通りの状況や愚痴や心情を話してくれた後は

話題を変えていろいろな話をしていたのですが、

ある話題で知人が決めつけを持っていることに気づきました。

 

「本人の意見を全体の意見として捉えている傾向が強かった。

私もAさんと同じことを他の人にやっているのかも。」

 

知人はAさんとのやり取りで、田舎者=群馬の人たちを否定されていると感じ

なぜ一括りにするのか、私だけを責めればいいのに、と言っていました。

 

ここは賛否が出ると思います。

直接個人(自分)を名指しで否定されることに耐えられない人もいます。

それなら田舎者という全体的な表現をすることで、

知人のように「悔しい」「見返したい」「認められたい」という

プラスの感情が生まれ、仕事の質が上がる可能性もあります。

 

ちなみに知人は名指しで言われた方が「チクショー」と思って

やる気が出るかもと言ってました。

 

どちらがいい悪いというのは、

その時の状況、誰に言われた・内容・関係性などによっても変わります。

 

田舎者 or 名指しで否定をされるとマイナスの感情が生まれます。

生まれた後にどうやってプラスに切り替えるのかが人によって様々です。

 

知人の場合は、無理やりプラスに向けてましたが、

Aさんとのやり取りで田舎者以外にも決めつけによる攻撃を受けたことで、

自分も他の人を決めつけて傷つけていた可能性に気づきました。

気づいた事で本当の意味でプラスに切り替わったと言ってました。

 

決めつけが強すぎる人との会話はときに攻撃されていると感じます。

攻撃が続くと、メンタル崩壊・体調不良・退職・うつ・やる気低下などに繋がります。

また、自分も誰かを攻撃することで耐えようとする(バランスを取る)パターンの人もいます。

 

人を変えるために使うエネルギーと、自分を変えることに使うエネルギーなら

圧倒的に自分に使った方が効果的です。

だからこそ、捉え方や見方を変えたり増やしたりすることを意識したいです。

 

その1つが、今のありのままをただただ話す。

聞き手にもよりますが、話している方は好き勝手しゃべっていたとしても

整理をしながら会話をするので、自分で気づくこともできると思います。

 

そして、自分の決めつけや思い込みに気づいて、

解釈を変えることで、減らしていくことができます。

 

決めつけや思い込みがあることは悪いことだけではありません。

あるからこそプラスに働くものもあります。

どちらに働いているのかをチェックするのも、大切なことになります。

 

まずは、相手の決めつけを感じるところからスタートし、

自分にも似たような部分はないかを探り、

持っている決めつけがどんな影響を与えているかをチェックし

必要ならば解釈・捉え方を変えていく。

 

自分と対話をしながら、より良い未来に向けて変化や成長を目指しましょう。

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