こんにちは。
不安を力に変えるNo1コーチになる、TCS認定コーチの真下知太郎です。
前回、聴き方の基本として相槌・オウム返し・ペーシングをお伝えしました。
今回は、相手の話の意識する3つのポイントをお伝えします。
ポイントをお伝えする前に、結論から先に書きます。
- 相談してくる人は、答えやアドバイスは求めていない
- 同調ではなく共感してほしい
- 肯定してほしい・認めてほしい
話しをするというのは、こういったことを無意識にも求めています。
そのため否定をすることは基本的にはしないほうがいいです。
少し上の結論みたいなものに補足をします。
- アドバイスは、相手を否定することにもなり得る
- 同調は、同じ気持ち・感情を持つことで相手を理解するわけじゃない
- 共感は、相手が今どんな感情なのかを知ること。知ったうえでその感情に合った言動ができるとより共感されたと思う。
こういったことを踏まえて、相手の話で意識するポイントをお伝えします。
- 相手が使った言葉の背景を考える(感情・いきさつ・理由)
- ウソじゃないけどホントでもない。真実はどこにあるのかを考える
- すべてを理解する必要はないを前提に、理解を深める
ちょっと思い出してみてください。
気になる異性がいる人はその人との会話
今一番大切と思える人との会話
より良い関係性になりたい人との会話
これから良い関係性を築きたい人との会話
もし、上記に当てはまる人が浮かばない場合は、直近の親との会話
一言一句じゃなくて大丈夫なので、
その会話で意識する3つのポイントはいかがですか。
できてるできてない、おしい、残念、別のこと意識してた
いろんな感想があると思います。どれも間違っているわけではありません。
3つのポイントを意識して振り返ると、変わることはありますか?
もし変化があるならそれを1つ大切なこととして持っていてください。
会話中に意識するポイントを忘れてしまうこともあります。僕もまだまだあります。
そんな時はその日の中でいつでもいいので、振り返ってみるようにしています。
意識できていなかったときと意識して振り返ったときで、感じ方が変わることがあります。
もしかして、勘違いしてたな、ズレてたな、余計違和感を感じるな。
正確にこうだと結論を出さなくて大丈夫です。
違いがなければそれは無意識でできていること、習慣化されていると言えます。
3つを常に意識することは難しいと、できないという人は、
3つをまとめた次のことを意識してください。
『相手の関心ごとに関心を持つ』
例えば、
彼女が欲しいけどできないと悩んでいる真下に対して関心を持つポイントは、
×:できない理由
〇:彼女ができたらやりたいこと
(例えなので、興味ないとか言わないでくださいね笑)
悩みごとや迷いごとは、その原因や問題に関心を持つのではなく、
それがクリアになった先に何があるかに関心を持ちます。
どっちに関心を持つかで、そのあとの会話がまったく違うものになるのは
イメージできると思います。
関心事に関心を持つことで、
いらないアドバイスは出にくくなるし、共感しやすくなるし、
認めやすくなります。
ぜひ今日から活かしてみてください。