言われたら嬉しい言葉ランキングには入らないのですが、また話したいって言われたり思われたら嬉しくないですか?
今回のゆるっとコーチングでは、もう話さなくていいかな・また話したいと思われる特徴をお伝えします。
大前提
ゆるっとコーチング①でも書きましたが、人は話したがりの生き物です。ですが、もう話さなくていいかなと思われる聞き方と、また話したいなと思われる聞き方があります。
あいづちやうなずきなどの技術もありますが、コーチングを学ぶまで知らなかった特徴をシェアします。
残念な聞き方
不自然だったりわざとらしいあいづちをする人がいます。マンガやアニメだと誇張して首をフリフリしているので、その影響なのかはわかりませんが、ドラマや映画ではあまり見られません。また、トーク番組でもそこまでやる人は少ないです。TVは視聴者に伝わりやすいからオーバーリアクションとしてやる場合もあることはありますが。
話しの途中で遮って話してくる人も残念です。言い争いとかならお互いがつば飛ばし合いながらしゃべることはありますが、当たり前ですがその人とまた話したいとはなりません。討論会などだと遮ることも見受けますが、それを見ている(聞いている)人はどう思うでしょうか。前回のアメリカ大統領選の討論会でトランプさんが何回も注意されていたのも記憶に新しいですね。
相手の話が終わってすぐ話始める人。または、終わりがかぶっちゃう人も残念です。途中で遮っちゃう人とも共通ですが、相手が話していることを聞きながら自分が何を言おうか考えている場合が多いです。そしてたいていは聞いてません。言い方を少し変えると、相手の真意や意図はわからないで話している可能性があるとも言えます。
残念な聞き方の特徴で共通するのは、何か言いたそうな目をしていることです。そんな目をしながらたとえ最後まで話を聞ききったとしても、相手からはこの何か言いたそうだな、ちゃんと話聞いてるのかなと思われます。
『目は口程に物を言う』ということわざもあるくらいです。会話の最中に自分の目を確認することはできないので、そこは相手の目から感じられるようになりましょう。
聞き上手がやっていること
『ペーシング』
ページングとは、相手ペースに合わせることです。話し方や呼吸、視線、声のトーンなど、鏡のような存在になると良いと言われています。手を顔に添えたらこちらも添える、ドリンクを口にしたらこちらも口にする。話しやすい環境作りという点では、カフェなどで同じメニューを頼むのも効果が期待できます。
ただこれを不自然にやるのは逆効果なので、気を付けてほしいところです。
今回お伝えしたかったことは、話を聞いてもらったと思ってもらえる聞き方のテクニックである、
1.5秒の間力(マリョク)です。
相手が話し終わったときに1.5秒の間を取ってください。もしドリンクを口にした場合は飲み終わってからです。1.5秒の間に相手が話し始めないなら、こちらから話したり質問してみてください。
まだ話したいことがあるのに、相手のターンになってしまうと消化不良を起こします。さらに、別の話になってしまうと、話したかったことを考えてしまい、集中できない状態にもなりやすいです。
仕事やプライベートはもちろん、どんな相手にも使ってみてください。僕が試していて、まだ効果がわからないのは、海外の方に対してです。この”間”に対する考え方が違う場合もあります。今度会ったら聞いてみようと思います。間という日本語は伝わるのかな。
まとめます。
残念な聞き方は、不自然なあいづち・何か話したそうな目をする。
聞き上手のポイントは、ペーシングと1.5秒の間。
この2つを意識して今日からコミュニケーションに活かしてみてください。
今日から活かせるゆるっとコーチングは、みなさんからの質問もお受けします。こんなときはどうしたらいいのか?どんな質問がいいのか?どう対応すればいいのか?など、仕事・家庭でのささいな出来事でも構いません。気軽にご連絡ください。
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