柔らかなコミュニケーションといっても、なあなあなものではなく、お互いに信頼し合うために必要なものとお考え下さい。
緊張して肩に力が入り無駄に背筋が伸びていて顔も強張っている状態と、リラックスできていて体に余計な力は抜け軽く微笑んでる状態なら、どちらの方がより信頼関係が築くための会話ができそうですか?
もちろん状況によって剛のコミュニケーションも必要ですが、きっとすべての時間の1割もないのではないでしょうか。ほとんどの時間は柔のコミュニケーションのほうが、お互いご機嫌になれるといえます。
柔らかさの大元は
みなさんは朝起きてから仕事を始めるまでどのような習慣がありますか?
上手くいく人と上手くいかない人の朝の違いという記事がネットにいくつもあります。すべてを見たわけではありませんが、だいたいが次の3つがあがってます。
『上手くいく人の習慣』
- 目覚めたら一杯の白湯を飲む
- 散歩する
- 読書する
『上手くいかない人の習慣』
- 布団の中でSNSやネットサーフィンしてから起きる
- 遅刻しないギリギリまで寝てる
- 朝食は歩きながら済ます
これらをする/しないで必ずうまくいく人になれるわけではないことはわかると思います。これをコミュニケーションの視点で見ると、上手くいく人の習慣のほうが柔らかいコミュニケーションが出来そうと思いました。
柔らかいコミュニケーションに必要なことは、体が温かく緩んでいること。と言われています。
朝の散歩
10月に入り季節外れの暖かさが終わったら急に秋らしく、寒くなりました。だんだんと前橋の6時台も10℃を切る気温になってきています。そんな中、いつもののんびり散歩に出かけると、10分くらしてから体がポカポカしてきます。
たまにすれ違う方と挨拶を交わしますが、体が温かくなってきてからのほうが「おはようございます」が気持ちよく言えます。体を温めることが柔らかいコミュニケーションに繋がるといって間違いはないと感じています。
一度体を温めているので、仕事を開始するとスムーズに捗る感覚があります。また、メンタル的にもポジティブなような、冴えてるといったほうが合っているかもしれません。こんな副次的なメリットもありました。
朝のSNSやネットサーフィン
目覚めて時間を確認し、もう少し余裕があるからと2度寝をすることもありますが、今までよくやっていたのはニュースチェックやSNSチェックです。
いろいろな記事や投稿が夜の間にありますが、ポジティブなものには妬みや僻みを感じたり、ネガティブなものにはそのまま受け取ったり悪い安心感を得たりします。どっちにしてもご機嫌になるための行為とは思えなくなりました。
精神状態がやばいんじゃないか?
って感じる人もいるかもしれませんが、まだ脳も体も感覚も目覚めきってない状態での思考は、不安定なものだと思います。その状態でいろいろな情報を入れるのはオススメできるものではないという意見が最近わかるようになってきました。
1分で体を温める
いくつか試した中でこの2つは使えるなと思ったのでシェアします。
『力を抜いて小刻みジャンプ』
肩の力を極端に抜き、膝を少し曲げて、踵が離れる程度に小刻みにジャンプ(体を揺らす感じを)します。1分続けるのはちょっとしんどいですが、1分後体は温まってきます。1分の中でも少し肩を動かしたり片足ジャンプに変えてみるのもいいかもしれません。
『肩甲骨ぐるん』
肩回しなんですが、特に肩甲骨を前後上下左右に動かします。指で肩を触ると肘が曲がります。この状態で肩を回す方が肩甲骨が動きやすい人もいますので、試してみてください。これも1分の中でスピードを変えたりしながら行います。
ストレッチでもいいのではと思いましたが、体が温まっていない状態でのストレッチは筋肉を痛める原因にもなりますので、ご注意ください。
朝の散歩ができなくても1分なら寝起きにできそうだなと思ったら試してみてください。体験してほしいのは、体が温まった方がコミュニケーションがしやすくなるかどうかです。