勉強会「セルフコーチング力を深める視点」問いを生み出す習慣

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こんにちは。
不安を力に変えるNo1コーチになる、TCS認定コーチの真下知太郎です。

先日、TCSのコーチ仲間主催の勉強会に参加しました。テーマは「セルフコーチング力を深める視点」。いろいろな経験を持つコーチのみなさんの視点は、安心感を持てたりやモヤモヤを残すとても貴重な時間となりました。

セルフコーチングとは

ざっくり言うと『自分への問いかけ』になります。諸説ありますが人は1日に自分との対話を6万回しているそうです。意識的に行っているのは1000回もないという人もいれば、無意識を含めたら2,3万回はあるという人もいます。どれが正しいかに関わらず、結構な回数しています。

この自分との対話には『つぶやき』も含まれます。急いでいる時に目の前で信号が赤になってしまったとき「っんだよ!」とか、旅行の帰りに渋滞につかまり「マジ最悪」とか。他にも、朝起きて雨が降っていたら「雨やだなぁ」とか、いつもよりメイクやヘアスタイルが決まったときに「なんか今日いい感じ♪」などなども。

こんなつぶやきから意識・無意識含めて何かしら対話をしているのが人間です。セルフコーチングと言えるのは、このつぶやきやふと出てきた心の声に対して、どんな問いかけを自分にしているかになります。つまり、自分への問いかけがどんなものかで、その後に影響が出てくると言えます。

 

思考は現実化する、人間は自分が考えているような人間になる、人生は思ったとおりになる

このように言われるのは『セルフコーチング』が関わっていると言っても大きくは間違ってないと考えています。

どんな問いかけをしているか

コーチングを学ぶ前の問いかけは、

  • なんで上手くいかないんだろう?
  • どうして自分にはできないんだろう?
  • あの時なんであの選択をしたんだろう?
  • なんであいつばっかいい思いするんだろう?
  • なぜ内容より結果でしか評価しないんだろう?
  • どうやったらできるだろう?
  • 何を追加したらいんだろうか?

80~90%は過去に向けた問いや、自分や誰かを責める問いでした。「どうやったらできるだろうか?」と一見前向きな問いかけをしていても、できていないことに目を向けていたので、結果的には「どうしてできないんだろう?」となっていたのが実情です。

 

コーチングを学んでからの変化は、

  • これはどんな学習や成長につながるだろうか?

まずはここから問うように意識しています。ちょっと変な話になってしまうかもしれませんが、生きる理由や目的があるから、今、生きてると思っています。その理由や目的は、今より良い状態・状況を手に入れるためです。人によっては今の状態を維持したいという人もいるかもしれません。その場合も、何もせず維持できるものはこの世界にはほとんどないので、維持をするための学習や成長が必要だと考えています。

『今のまま』というのはあり得ない。生きている限り時間は平等に進んでいますからね。だからこそ、生きる理由や目的を持っているし、人によって違いはあっても、今より良い状態・状況にするために、学習や成長は必要不可欠だと言い切ってます。

 

とはいえ、実際はどうなの?

と、考えることもあります。理性や思考としては学習や成長の問いかけをしていても、感情では違和感を持ったり腑に落ちてなかったりすることもあります。そんな時にここ最近問うことは、

  • それ、ご機嫌率どうなりそう?

問いかけてから5秒くらい先をイメージして考えたり、3年後に設定している大きな目標を達成した自分から見たとき、という感じで時間軸を少しずらして考えるようにしています。僕の中のポイントは『ご機嫌率をできるだけ下げないこと』です。ご機嫌率が下がると出てくるブラックマシモの先にある自分がなかなかのやばい奴だったのでそうならないように考えました。

セルフコーチングの習慣

今回の勉強会のテーマは『セルフコーチング力を深める視点』です。何のためにセルフコーチング力を深めるのかというと、より良い問いはより良い状態・状況を作るからです。毎日いろいろな出来事があり、それぞれに感情の揺らぎがあります。そこで出てくるつぶやきを学習や成長の問いに変えることを意識しています。が、できない時もあります。そのため週に1回は時間を作って、振り返りながら自分との対話をするように”今”はしています。

これを続けると、その瞬間で良い問いを作れるようになれると考えています。週1でやっている振り返りは、

  • この1週間で多かったつぶやき3つは?
  • そのつぶやきからどんな問いにすることで成長できそう?
  • この1週間で感情が揺れた出来事は?(良い悪い両方)
  • その時のご機嫌率はどうなった?どれくらい続いた?

1時間で終わるときもあれば、3時間たっても進まないときもあります。その違いを考えるのも、自分を知ることになるので、僕にとっては大切にしたい作業になっています。今回の勉強会で得た視点を参考に、自分が行っているセルフコーチングを深めるきっかけになりました。

 

コーチングを学ぶ目的の1つである【自分が自分のコーチになる】これを実行するために必要なのがセルフコーチングです。資格としてのコーチは必要ない人のほうが多いですが、コーチ視点はすべての人に必要だと考えています。すべての人がコーチ視点を持ったら仕事としてコーチが必要なくなるのでは?という疑問は、ありません。100%同じ視点の数になることは人間にはないと考えているからです。

もし今の自分に少しでもコーチ視点が加わることで、今より良い状態・状況になりそうかもと思える方はTCSの一般講座をオススメします。また、今の自分にコーチ視点が必要なのかどうか気になる方は真下と1度話してみませんか?ご相談やお問い合わせはメールやSNSから気軽に送ってください。

 

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